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実態と問題点

実態と問題点

マンションの居住者は、ローンの支払いが終わっても管理費を払い続ける義務があります。
通常の管理はそれによってまかなうことができますが、必要に応じて大規模な修繕工事を行ったり、災害や事故によって大幅な修理を行ったりと、高額の費用が必要になる場合もあるのです。
その為に、修繕費積立金を別途積み立てているのです。

マンション管理の際には、そうしたことも考慮しなければいけません。ここでは、挙げられる問題点についてご説明します。

駐車場収入についての問題

マンション管理に関わる問題の1つとして挙げられるのが、駐車場収入の大部分を管理費会計に組み入れているマンションが多いということです。例えば、機械式の駐車場などには電気代や保守点検費用がかかります。そうした費用を駐車場収入から管理費会計として差し引き、残った分は「修繕費積立金」に組み入れるのが原則なのです。
機械式ではない一般的な駐車場であれば、駐車場収入は全額「修繕費積立金」に組み入れることもできるはずです。しかし、この原則を守らず、駐車場収入の大部分を管理費会計に組み入れているケースが多く見受けられます。

問題点

駐車場収入の大部分を管理費会計に組み込むと、修繕費積立金が減少するため、設備を入れ替えたり修理をしたりする際に費用が不足してしまいます。また、駐車場の利用が少なくなると予算どおりの収入を得られなくなるため、修繕費積立金を切り崩すことになってしまいます。

管理費削減についての問題

清掃などを始めとしたマンション管理を管理会社に依頼する際、管理費削減のために費用が安い管理会社を選んでしまいがちです。しかし、マンション管理というのはあくまでサービス業であり、基本的に値段と質は比例してくるものなのです。
どんなに安い費用で依頼できたところで、管理がずさんになってしまってはかえって損になってしまいます。管理組合側も、「消費者」としての感覚を持って管理会社を選ぶ必要があると言えるのではないでしょうか。

問題点

管理費削減にこだわって安易に値下げ交渉をしてしまうと、マンション管理の質の低下に結びついてしまいます。安いものを求めるよりも、管理会社の業務内容や能力に見合った費用を負担するという意識が必要です。

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